Flash on iPad (frash)

JailbreakされたiPadでFlashが見えるようにできるプラグイン(frash)が@comexによって開発中のようです。まだ、安定動作は出来ていないようですが、以下のようにSafari Books OnlineのPC版が読めるようになっていることを確認しました。

Frashonipad

AppleはFlashをレガシー技術と位置づけ排除していますが、エンドユーザとしてはコンテンツがあるうちは使えた方がいいですね。frashの今後に期待です。

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iPhone 4でpdfを表示させるとこんな感じ

本日発売となったiPhone 4でpdfファイルを表示させてみるとこんな感じになります(クリックで拡大)。

Pdfoniphone4a

横向きにした場合は以下の様な感じです。

Pdfoniphone4b

縦向きで表示しても綺麗に表示されてます。しかし、勘違いして欲しくないのですが、iPhoneサイズのディスプレイではやはり縦向きでpdfを読むのは正直厳しいです。iPhone 3G/3GSではそもそも縦向きでは読めなかったのでその点では優れているのですが、iPhone 4のRetinaディスプレイでもpdfを読む時は、本体を横向きにせざるをえないと思いました。

やはり、毎日持ち歩けるブックリーダとしては、iPad/iPhone 4と同程度の解像度で、サイズはiPadの半分、またはiPhoneの2倍のデバイスが最適ではないかと思います。ハーフサイズなiPadなら電車の中でも片手で持てるし、カバンの中に入れて毎日持ち運ぶのは気にならないんだけどな。

そんなiPad mini (?)が発売されたら、きっと私は買ってしまうでしょう。

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iPhone/iPod touchをお風呂で使う

iPhoneやiPod touchをお風呂でも使いたいと思い、iPhoneでも使えそうな防水スピーカーを探してみると、TWINBIRD AV-J122Wリラックオン SK-SPK01Pといった製品が見つかりました。

Twinbird_avj122w Sknet_skspk01p

しかしながら、これらの製品だとiPhoneをとても大きな防水ケースに入れて操作しなければいけないため、あまりスマートではありません。iPhoneやiPod touchはなるべくその筐体にフィットした小さな防水ケースに入れ、防水スピーカは外付けで繋ぐ方式のものはないかと探してみたところ、とてもよいソリューションを見つけました。

ステレオBluetoothスピーカー(SBS-BTSKT01/WH)は、BluetoothのA2DPで接続でき、防滴仕様のステレオスピーカです。現状iPhoneもiPod touchもA2DPには対応していませんが、サンワサプライのBluetoothアダプタを使用すれば、iPhone/iPod touchと接続できるはずです。後は、Bluetoothアダプタをつけた状態のiPhoneが入る適当な防水ポーチを見つければ、お風呂の中でも快適に音楽やインターネットを楽しめます。

今回、私が試した「お風呂でiPhone」に必要なものは以下の通りです。

  • iPhoneまたはiPod touch
  • ステレオBluetoothスピーカー (SBS-BTSKT01/WH)
  • A2DP対応のBluetoothアダプタ (サンワサプライ MM-BTAD10BK)
  • BTアダプタをつけたiPhoneまたはiPod touchが入る防水ポーチ (約7cm x 14cm)
Touch_in_the_bath

iPod touchの防水ポーチには、アクアトーク スライドを使用しました。実際にiPod touchを入れてみると、高さ方向はちょっと余裕がありすぎますが、幅はちょうど良い感じです。また、防水ポーチに入れた状態でのiPod touchの操作も問題ありません。

Touch_w_aquatalk

BluetoothスピーカSBS-BTSKT01のパスコードは0000に固定ですが、サンワサプライのBTアダプタは0000, 1234, 8888に対応しており、ペアリング時にこれらのパスコードを順番にチャレンジしてくれるため、SBS-BTSKT01とも問題なく繋がります。

実際に使用するときの手順は簡単で、先にBluetoothスピーカSBS-BTSKT01の電源を入れるとペアリング開始モードになるため、iPod touch側でどれかの音楽の再生を開始させれば、BTアダプタがペアリングを成功させ、その後スピーカから音楽が流れ始めます。

BluetoothスピーカSBS-BTSKT01の音質は決してよいとは言えませんが、密閉された浴室の適度にエコーがかかる環境では、それほど悪くないと思います。また、SBS-BTSKT01は思ったより筐体が小さいため、浴室内での置き場所にも困りませんし、ビーチで音楽を聞くのにも適しています。

Sbsbtskt01

理想を言えば、やはりiPhone/iPod touch本体がA2DP対応して、iPhone/iPod touchにぴったりフィットする防水ケースがあればよりスマートになります。しかし、現時点でのこのソリューションでもかなり満足で、妻にもとても気に入ってもらえました。

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jailbreak時にrsyncでホームディレクトリを復元する

iPhone Dev TeamのPwnage Tool(Windows向けには、firmware 2.0.2にも対応したQuickPwnも出ている)のおかげで、iPhone 3Gに移行した後も無事にjailbreakできています。やはり、純正AppStoreのアプリだけでは満足できないため、今後もjailbreakは必須になりそうです。

しかしながら、jailbreak環境のファームウェア・アップデート作業後は、必ずホームディレクトリが初期状態に戻ってしまうため、以前の環境を復元するのは面倒です。音楽やカレンダ、アドレスブック、AppStore経由のアプリはiTunesとの再同期で以前の環境を復元できますが、それ以外のホームディレクトリのデータ(~/.bashrcや独自にコピーしたファイル)はiTunesでは復元されないため、別途バックアップ/リストアを行う必要があります。

バックアップ/リストアのツールと言えば、やはりrsyncが柔軟で信頼できる代表的なツールであることから、iPod touch/iPhone用のバックアップスクリプトを作成してみました。

バックアップ先はsshログイン可能なPCあるいはMacを前提とします。また、iPod touch/iPhoneはjailbreak済みであり、Cydiaを使ってOpenSSHとrsyncがインストール済みであるとします。

rsyncコマンドは、バックアップ先とiPod touch/iPhoneのどちらで実行しても構いませんが、ここではiPod touch/iPhone上でrsyncコマンドを実行することにします。以下のスクリプトは、iPod touch/iPhoneのホームディレクトリ/var/mobileをPCあるいはMacの~/Backup/iPhone/mobileにバックアップするためのものです。

#!/bin/sh
# backup.sh
rsync -a -E --delete --progress \
--exclude="mobile/Applications" \
--exclude="mobile/Library" \
--exclude="mobile/Media/iTunes_Control*" \
--exclude="mobile/Media/ApplicationArchives" \
--exclude="mobile/Media/DCIM" \
--exclude="mobile/Media/Downloads" \
--exclude="mobile/Media/Photos" \
--exclude="mobile/Media/Purchases" \
--exclude="mobile/Media/com.apple*" \
/private/var/mobile <user>@<backup-host>:~/Backup/iPhone

基本的に、iTunesで復元可能な~/Applications、~/Library、および~/Media内のApple管理対象ディレクトリはバックアップの対象から外しました。

jailbreak後にリストアする場合は、以下のスクリプトを使用します。安全のためリストア時には--deleteオプションを外しています。

#!/bin/sh
# restore.sh
rsync -a -E --progress \
--exclude="mobile/Applications" \
--exclude="mobile/Library" \
--exclude="mobile/Media/iTunes_Control*" \
--exclude="mobile/Media/ApplicationArchives" \
--exclude="mobile/Media/DCIM" \
--exclude="mobile/Media/Downloads" \
--exclude="mobile/Media/Photos" \
--exclude="mobile/Media/Purchases" \
--exclude="mobile/Media/com.apple*" \
<user>@<backup-host>:~/Backup/iPhone/mobile /private/var

なお、スクリプト中のbackup-hostはバックアップ先PCまたはMacのホスト名(またはIPアドレス)に、userはPCまたはMacのアカウント名に置き換えてください。

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iPhone 3GにブループランSSで機種変更しました。

専用USIMだとか、A2DPがないとか、BluetoothでiSyncできないとか、SafariでFlashやJavaが動かないとか、まだまだ不満はあるけれど、やはりモバイル環境でのSafariのブラウジングは秀逸で、iPod touch+WMWiFiRouter(またはWalkingHotSpot)じゃなく1台で全てが完結する魅力は十分であると判断し、iPhone 3Gを買うことにしました。発売開始当日の7月11日は仕事の関係で入手することはできませんでしたが、2週間遅れで無事入手することができました。

購入したのは昨日の土曜日、ヨドバシカメラ朝10:00で、開店の30分遅れだったため、16GB黒は既に完売しており、16GB白を購入しました。

今回は機種変更(買い増し)なので、ブループラン・バリューに料金プランを変更したかったのですが、ヨドバシカメラではなぜかブループラン・バリューが選べないと言われました。隣の新規加入のお客さんはWホワイトを強制されているようでしたので、Wホワイトにされるよりはましだろうと思い、仕方がなく従来通り通常のブループランSSのまま契約しました。SoftBankのサイト「iPhone 3G その他の料金プラン」ではブループラン・バリューを含め、確かに全ての料金プランが選べることになっています。他の販売店を調査してみてもよかったのですが、どの販売店も販売奨励金にからむ利益確保の事情があることは変わらないでしょうし、こちらとしても端末代金一括払分のヨドバシ10%ポイント還元を頂きたい思惑もあるため、あまり食い下がることはしませんでした。

実際には、ブループランに対するブループラン・バリューのお得感は、新スーパーボーナスの特別割引を含めると僅かです。これはブループラン・バリューの端末代金の特別割引が通常より650円減額されることによります。今回の例を紹介しますと、私の場合、前回の機種変更から1年半で、端末代金を一括で支払ったため(毎月の端末割賦金の支払はなし)、毎月のランニングコストは以下のように6,365円になります。

買い増し(1年半〜2年)後の24ヶ月の場合:

ブループランSS(i)プラン 3,570
家族割引MAX50 -1,785
パケット定額フル 5,985
S!ベーシックパック(i) 315
特別割引(新スパボ) -1,720
合計 6,365

一方、もしブループラン・バリューが契約できたとすると基本料金は945円になり840円お得になりますが、端末代金の特別割引が650円減額になるため、この場合のランニングコストは、6,175円です。

買い増し(1年半〜2年)後の24ヶ月の場合:

ブループランSS(i)バリュー 1,890
家族割引MAX50 -945
パケット定額フル 5,985
S!ベーシックパック(i) 315
特別割引(新スパボ) -1,070
合計 6,175

以上のように、今後2年間に関しては両者の違いは190円/月しかないことになります。おそらく、今後2年の間にはまた機種変更するか、より魅力的な料金プランに変更することになると思いますので、ブループラン据え置き状態になってしまった件は妥協の範囲と納得することにしました。

それにしてもSoftBankの料金プランは、特定の料金プランが一見お得に見えることがありますが、結局どの料金プランを選んでもそれほど大きな差がないようにうまく作ってありますね。

余談ですが、iPod touch 16GBは今後は妻が使うことになっています。

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iPhone 3Gの専用USIMについて

SoftBankから7月11日発売開始予定のiPhone 3Gの価格・料金プランが発表になりました。今までiPhone 3Gへの機種変更を検討してきましたが、このプレスリリースには個人的にとても気になる記述があります。

iPhone 3Gは専用USIMになりますので、機種変更(買い増し)の場合、USIMを専用のものに切り替える必要があります。なお、専用USIMは、iPhone 3G以外の機種では利用できません。

現時点では、この専用USIMがどういうものなのか(USIMの物理的形状が違うのか、あるいは端子のI/Fが違うのか、ソフトウェア的なものなのか)は明らかではありません。これは私の予想でしかありませんが、現実的なコストを考えるとこの専用USIMの実体は、物理的には従来と全く同じUSIMで、iPhone 3Gのデバイスに対するSIMロックをかけたものだと思われます。

従来、携帯電話のSIMロックは、端末のコストがキャリアの料金プランの中で適切に回収できればよかったため、SIMロックはキャリア名に対してのみ行われていました。そのため、同一キャリアから購入した端末であれば、USIMを入れ替えることによって自由に端末を切り替えることができました。

今回SoftBankから発売されるiPhone 3Gでは、おそらく端末側のロックキーとしてキャリア名+端末名でロックされ、USIM側でも同様にキャリア名+端末名がロックキーになるため、iPhone 3G用に契約したUSIMでは同じSoftBankの端末であっても、ロックがかかるということだと思われます。

個人的には、この専用USIMはiPhone 3Gへの機種変更を思いとどまらせる大きな要因になっていますが、近い将来、この端末ロックのUSIMの問題はなんらかのハックによって回避可能と思われます。例えば、一般のUSIMをSoftBankのiPhone 3Gで使用するには、iPhone 3GのSIMフリー化で回避できるでしょう。これには、iPhone Dev TeamのPwnageの成果が期待されます。あるいは、海外のSIMフリーなiPhone 3Gを入手するという手段も考えられますが、パケット定額フルの定額対象になるアクセスポイント(おそらくXシリーズと同じopen接続と思われる)設定ができないため、iPhone 3Gをインターネット端末として使用することを想定した場合は現実的ではないでしょう。

一方、iPhone 3G専用USIMで契約してしまった加入者が他の携帯電話を使いたい場合はどうすればいいでしょうか。この場合はおそらくターボSIMによる回避が可能ではないかと思われます。ターボSIMについては、以下のURLを参照ください。

iPhone 3Gはまだ発売開始前であり、上記は、あくまでも私の想像に基づいた憶測情報ですので実際とは異なることに注意してください。新しい情報が入手できましたら、また本ブログでも紹介していきたいと思います。

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Sun Microsystems、iPhone SDK公開を受けてiPhone向けJava MEの開発を表明

Sun MicrosystemsはiPhone SDKの公開を受けて、iPhone向けJavaプラットフォームを開発することを明らかにしました。

これが実現されるならば、Java開発者にとってはとても嬉しいニュースです。しかしながら、Java on the iPhoneに関しては2つの観点で心配な点があります。

まず1点目は、前のエントリで書いたように、VMやスクリプト言語環境のランタイムとそのランタイムを前提とするアプリケーションの両方がサードパーティソフトウェアであるという構成を、iPhone OSがサポートするかどうかが現時点で不透明であるということです。Javaランタイム環境がiPhone OS 2.0に予め含まれる構成になるのであればおそらく問題はないのでしょうが、現時点ではAppleはiPhoneにJavaを載せることに関してはあまり積極的ではありません。LeopardのXcode 3.0でCocoa Javaプロジェクトがサポートされなくなったことからも、AppleがJavaの採用に積極的でなくなったことが分かります。

2点目は、iPhone OSのユーザインタフェース(Core touch)はJava MEの標準APIでだけではサポートしきれないということです。これはJava SEを採用するとしても同様です。iPhoneアプリケーションの魅力は、Multi-Touchイベント/コントロールと加速度センサ(Accelerometer)が利用できることによるものが大きいです。これらのAPIやiPhone独特のUIがJava APIで利用できないのであれば、iPhone開発者が開発言語として積極的にJavaを採用する理由がありません。おそらく、これらiPhoneの独自機能を利用できる拡張APIをJava MEに追加することになるのだろうと思います。

いずれにしてもiPhone OS 2.0を取り巻く各社の動向には暫く目が離せません。

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iPhone SDK β公開とアプリケーション配布の今後

もうご覧になった方も多いと思いますが、3月6日にiPhoneソフトウェアのロードマップが発表され、そのプレスイベントのビデオが公開されています。

iPhoneソフトウェアは6月にバージョン2.0となる予定で、エンタープライズ向けに以下の広範囲な機能追加が行われることになっています。

  • Push email/calendar/contacts (MS ActiveSync)
  • Global address list
  • Cisco IPsec VPN
  • Certificates and Identities
  • WPA2/802.1x
  • Enforced security policies
  • Device configuration
  • Remote wipe

また、同時にデベロッパー向けに公開されたiPhone SDKのβ版では、Core OS/Core Services/Media/Core Touchの全てのレイヤのAPIのドキュメントおよびサンプルコードが公開されています(上記、2.0の仕様は非公開)。

アプリケーションの配布については、予想通りiTunes Storeの音楽配信と同様にAppleが管理するApp Storeからの配信によるインストールのみが許されることになりました。このアプリケーション配信サービスを利用するデベロッパーはアプリケーションの有償無償に関わらず、$99のiPhone Developer Program(または$299のEnterprise Program)に加入しなければなりません。

ここで気になるのは、App Store開始後のjailbreakを前提とした従来のパッケージマネージャであるapp tapp InstallerCydiaの将来です。Appleは登録依頼のあったアプリケーションの登録を拒否することもできるため、InstallerやCydiaのようなAppleのコントロール下にできない二次配布を行うソフトウェアのApp Storeへの登録を拒否するかもしれません。また、仮にこれら二次配布を行うソフトウェアが許可されたとしても、ルートディレクトリ配下にインストールされることを前提としたアプリケーションはインストールできない可能性が高くなります。アプリケーションのインストール先はディレクトリ~mobile/Applications/配下に限定されることになるでしょう。JavaやRubyなどのサードパーティのラインタイムとそのランタイムを前提としたサードパーティのアプリケーションという構成や、実行にルート権限を必要とするsshdなどのデーモン型のアプリケーションをiPhone OS 2.0配下で実現可能かは現在のところ不透明です。

App Storeによるサードパーティアプリケーションの配布システムはおそらく成功するでしょう。しかし、もし、Flash、Java、Ruby、Pythonなどのランタイム環境のどれをiPhone OSとして採用するかがAppleのビジネス的な方針によってコントロールされるようになるのであれば、大変残念なところです。

6月のApp Storeの開始を待ってみなければ上記の詳細は分かりませんが、iPhone/iPod touchがオープンプラットフォームとしても魅力的なデバイスでいてくれることを望みます。

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Jay Freeman氏、Debian APTベースの新しいパッケージマネージャCydiaをリリース

Cydiaicon

iPhone/iPod touch向けにJavaベースのUIKitレイヤJocStrapを開発したJay Freeman (saurik)氏が、Linuxの世界では有名なDebianパッケージマネージャAPTをベースに新しいiPhone/iPod touch向けパッケージマネージャをリリースしました。

iPhone向けのパッケージマネージャとしては既にapptapp Installerが不動の地位を確立していますが、より標準的で実績のあるDebianパッケージを採用したことにより、バージョン管理や多段の依存関係管理ができるメリットがあるだけでなく、多くのUNIX資産をiPhoneに移植・配布する敷居が1つ低くなったと言えます。

それよりも、もっと嬉しいメリットとして以下が挙げられます。

  • ファームウェア1.1.3から問題を起こしているBSD Subsystemのpasswdコマンドによる/etc/master.passwd破壊の問題が解決する
  • ファームウェア1.1.3から、mobileアカウントでsshログインしようとすると直ぐに接続が解除されてしまう問題(rootアカウントでは問題なし)が解決している
  • ruby: GCのバグを修正した新しいバージョンがインストールでき、irbやrubygemsがきちんと使えるようになっている
  • python: PyObjCが使えるようになり、pythonからでもUIKitベースのGUIアプリケーション開発ができるようになっている

その他、X11のクライアントライブラリが移植されているようで、テストアプリとしてxeyesが用意されています。残念ながら私の環境ではsshのX11 forwardingがうまくいってなくて表示できていませんが、将来的にX11アプリケーションも充実していく可能性があります。

パッケージマネージャのCydia.appそのものはInstaller.appのSystemカテゴリからインストールできます。ただし、ここで注意しなければいけないのは、Cydiaをインストールする前にルートパーティションに35MB程度の空き容量が必要だということです。私の場合は、Java関連一式、Ruby、Pythonを削除(いずれもCydiaから新しいバージョンをインストール可能)して、35MBの空きを確保できました。

またもう一つの注意点は、CydiaのインストールプロセスはBSD Subsystemのアンインストール、デフォルトで用意されるBSD Subystem互換セットのインストールやディレクトリの移動などに少し時間がかかります。ですので、iPhone/iPod touchが自動スリープしないように、予め「設定>一般>自動ロック」を「しない」に設定しておいてからCydiaのインストールを開始することをお勧めします。

インストールが完了したら、Cydiaを起動後、右上の丸い矢印のアイコンを(ちょっと押しにくいですが)タップするとパッケージリストを取得して、様々なアプリケーションをインストールできるようになります。ユーザインタフェースはInstaller.appとそっくりなのでほとんどの方は迷わず使えると思います。

CydiaCydia2

Cydiaのインストールが完了した時点では、/usr/shareが丸ごと/private/var/shareに移動されているため、ルートパーティションの空き容量は私の場合35MBから123MBに増えました。

また、Cydia.appとInstaller.appの共存も可能なようです。既存のアプリケーションの中には従来のBSD Subsystemに依存しているものも多いのですが、Cydia.appではBSD Subsystem互換セットがインストールされるため基本的に問題ありません。後は、CydiaとInstallerの両方に同じアプリケーションが登録されている場合があるので、両方に登録されているアプリケーションをどちらか片方のパッケージマネージャでのみアップデートするように気をつければ問題ないと思います。

なお、JamVM、JocStrapなどJava開発ツールは今後Cydiaでのみアップデートしていくようなので、Java on iPhoneに興味のある方はCydiaの導入をお勧めします。

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1.1.3 jailbreak: iPhone Dev Team Official vs. iJailBreak 0.4.1

iPhone/iPod touchをファームウェア1.1.3のjailbreak環境にするには、iPhone Dev Teamによるオフィシャルな方法とiJailBreak 0.4.1の2つの方法が知られています。どちらを選択すべきかは、皆さんの環境や1.1.3環境の出来上がり具合で判断する必要がありそうです。

具体的な手順は他の方のブログサイトに譲るとして、ここではそれぞれの方法の利点と欠点を紹介し、自分にとってどちらの手順が好ましいかを判断するための情報を紹介しようと思います。

iPhone Devチーム・オフィシャル手順の特徴:

まず、オフィシャル版の手順の大まかな流れは、以下の図のようになります。

113_jailbreak_official_2

ここで注意しなければならない点は、1.1.3 jailbreakへ変更するためには1.1.2 jailbreak環境が必要なのですが、1.1.1 jailbreakから1.1.2 jailbreakに変更するにはiTunes 7.5環境が必要になってしまう点です。既に、iTunes 7.6にアップデートしてしまっている場合は、もう一台のMac/PC環境でiTunes 7.5を用意する必要があります。物理的に別のマシンが用意できない場合は、VMWareやPallarelsなどのWindows仮想環境を利用するとよいでしょう。

1.1.1の状態から始めると非常にたくさんのステップを踏む必要がありますが、それほど複雑な手順はなく、出来上がる1.1.3 jailbreak環境も日本語表示されていますので、基本的にはオフィシャル版の方法がお勧めです。以下に、オフィシャル版手順の特徴をまとめます。

利点

  • 手順は難しくない
  • 日本語のリソースがきちんと反映されている

欠点

  • 1.1.2 jailbreakを用意するために、iTunes 7.5環境が必要
  • リカバリ手順が長い
  • 追加アプリケーションはiTunes 7.6から購入する必要がある(¥2,480)
  • 追加アプリケーションを有効にしないとアイコン位置の編集機能も使えない

詳細手順

手順の詳細は、iPod touchラボさんのガイドで分かりやすく説明されていますので、そちらを参考にしてください。

iJailBreak 0.4.1手順の特徴:

一方、iJailBreakの手順では、最新のiTunes 7.6の環境のままで問題ありません。また、1.1.1 jailbreakと1.1.2 jailbreakのどちらからでも1.1.3 jailbreak環境に移行することができます。

Ijailbreak_041


しかし、iJailBreak 0.4.1は、Mac OS Xでのみ利用可能であること、現状、intel Macでのみ実行可能であるという制約があります(iJailBreak 0.5.xではPPCもサポートされました)。

また、iJailBreakが完了すると、1.1.3アップグレードユーザが本来¥2,480($20)払わなければ入手できないはずの追加アプリケーションもインストールされます。リリースノートには、合法的であるとの記述がありますが、実際のところは私にもよく分からないため、各自の判断で利用してください。ただ、実際にはオフィシャル版の手順でもファームウェアをアップグレードしただけで/Applications配下にMobileMail.appやMaps.appは存在し、SpringBoard上に表示されないだけの状況になっています。仕組みとしてはiTunesにおける1月のアップデート購入のタイミングでこれらの追加アプリケーションがダウンロードされるわけではなく、表示が有効になるということのようです(QuickTimeの有償Pro機能と同様)。従って、iJailBreakが行っている処理もSpringBoradに対して、これら追加アプリケーションの表示を有効にしているだけだろうと想像されます。

なお、残念なことに、iJailBreak後の1.1.3は、日本語のリソースバンドルがインストールされないため、表示が全て英語表記になります。もちろん、日本語キーボードは使用できますし、リソース以外の日本語の入力/表示は全く問題はありませんが、英語表記が気になる方は現状ではiJailBreakの手順はお勧めしません。以下に、iJailBreakの場合の特徴をまとめます。

利点

  • 1.1.1 jailbreak、1.1.2 jailbreakどちらからでも移行が可能
  • iTunes 7.5環境が必要ない
  • 追加アプリを購入しなくてもインストールされる

欠点

  • PPC MacおよびWindowsでは利用できない
  • 日本語リソースがインストールされない
  • 手順がやや分かりにくい
  • 追加アプリを購入しなくてもインストールされる(合法的?)

詳細手順

iJailBreak 0.4.1の詳細な手順は、iPod loveさんのページで画面のスナップショット付きで大変分かりやすく解説されています。

なお、iJailBreak完了後は、/var/root/Media/softupgrade/に300MBのインストールイメージの残骸が残っていますので、手動で削除するか、Installer.appから"1.1.3 Soft Upg. Cleaner"をインストール/アンインストールしてください(アンインストールしたタイミングで該当ディレクトリが削除されます)。

【追記 2008.2.13】

iJailBreakは、0.5.xでPowerPC Macがサポートされたようです(個人的には未確認)。

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