Core 2 Duo Mac上のVMWare Fusionで32bit Solaris 10を動作させるTIPS
Core 2 DuoのMacBookでVMWare Fusionを使用すると64bit OSをゲストOSとして使用できるようになります。しかし、Core Duo時代に32bitモードで作成しておいたSolaris 10のイメージをCore 2 DuoのVMWare Fusionで実行すると、64bitモードで起動しようとして以下のダイアログが出た後、起動に失敗して強制リブートがかかります。

おそらく、vmxファイルに32bitモードを明示するオプションが必要なのだろうと思い、検索してみたところ比較的簡単に解決策を見つけました。
- vmware knowledge base: Installing Solaris 10 as a 32-Bit Guest Operating System on a 64-Bit Host Machine
具体的には以下の一行をvmxファイルに追加した後にゲストOSを起動すると、32bitモードのSolaris 10が正常に起動しました。
monitor_control.disable_longmode = 1
一応、この設定のままでも使用上不都合はなさそうですが、上記サポートドキュメントを見るとこの設定のままにしておくことは推奨しないということらしいので、一旦32bit Solaris 10が起動したらrootアカウントから、以下のようにEPROMの設定をした方がいいそうです。
# eeprom boot-file=kernel/unix
EPROMの設定をした後は、vmxファイルに追加したmonitor_control.disable_longmode = 1の行を削除しても、きちんと32bitモードでSolaris 10が立ち上がりました。
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