Mac OS X 10.5.2 Update: X11.appの日本語環境問題なども改善
本日、Mac OS X 10.5.2 Updateがソフトウェア・アップデートを通じてインストール可能になりました。サポートサイトのアップデートの内容には記述はありませんが、X11.appも2.0から2.1.1にバージョンが上がり、以前のエントリで指摘した以下の問題が解決しています。
- 日本語キーボード配列を自動認識しない →2.1.1で改善
- UTF-8対応のxtermがない →2.1.1で改善
- Cmd-TabでX11.appに切り替えたときXのウィンドウが手前に来ない →2.1.1で改善
まず、日本語配列のキーボードが自動認識されるようになったため、Mac OS X 10.4 (Tiger)時代のシンプルな~/.Xmodmapに戻しました。
私の場合は、shiftキー横の一番右下のキーで「_」(underscore)と「\」(backslash)がきちんと入力できるようにしたことと、emacs用にCmdキーにMeta_Lを割り当てただけのシンプルな定義です。
! ! ~/.Xmodmap ! keysym underscore = backslash underscore clear Mod1 clear Mod2 keycode 66 = Meta_L add Mod2 = Meta_L
また、xtermコマンドはきちんとUTF-8に対応しているため、ロケールがja_JP.UTF-8に設定されていれば、日本語の表示およびkinput2+cannaでの入力も可能になりました。もう、urxvtに頼る必要はありません。
Cmd-Tabでの切り替え時にもX11のウィンドウが手前に表示されるようになったため、LeopardでもX11がやっとまともに使えるようになりました。
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