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1.1.3 jailbreak: iPhone Dev Team Official vs. iJailBreak 0.4.1

iPhone/iPod touchをファームウェア1.1.3のjailbreak環境にするには、iPhone Dev Teamによるオフィシャルな方法とiJailBreak 0.4.1の2つの方法が知られています。どちらを選択すべきかは、皆さんの環境や1.1.3環境の出来上がり具合で判断する必要がありそうです。

具体的な手順は他の方のブログサイトに譲るとして、ここではそれぞれの方法の利点と欠点を紹介し、自分にとってどちらの手順が好ましいかを判断するための情報を紹介しようと思います。

iPhone Devチーム・オフィシャル手順の特徴:

まず、オフィシャル版の手順の大まかな流れは、以下の図のようになります。

113_jailbreak_official_2

ここで注意しなければならない点は、1.1.3 jailbreakへ変更するためには1.1.2 jailbreak環境が必要なのですが、1.1.1 jailbreakから1.1.2 jailbreakに変更するにはiTunes 7.5環境が必要になってしまう点です。既に、iTunes 7.6にアップデートしてしまっている場合は、もう一台のMac/PC環境でiTunes 7.5を用意する必要があります。物理的に別のマシンが用意できない場合は、VMWareやPallarelsなどのWindows仮想環境を利用するとよいでしょう。

1.1.1の状態から始めると非常にたくさんのステップを踏む必要がありますが、それほど複雑な手順はなく、出来上がる1.1.3 jailbreak環境も日本語表示されていますので、基本的にはオフィシャル版の方法がお勧めです。以下に、オフィシャル版手順の特徴をまとめます。

利点

  • 手順は難しくない
  • 日本語のリソースがきちんと反映されている

欠点

  • 1.1.2 jailbreakを用意するために、iTunes 7.5環境が必要
  • リカバリ手順が長い
  • 追加アプリケーションはiTunes 7.6から購入する必要がある(¥2,480)
  • 追加アプリケーションを有効にしないとアイコン位置の編集機能も使えない

詳細手順

手順の詳細は、iPod touchラボさんのガイドで分かりやすく説明されていますので、そちらを参考にしてください。

iJailBreak 0.4.1手順の特徴:

一方、iJailBreakの手順では、最新のiTunes 7.6の環境のままで問題ありません。また、1.1.1 jailbreakと1.1.2 jailbreakのどちらからでも1.1.3 jailbreak環境に移行することができます。

Ijailbreak_041


しかし、iJailBreak 0.4.1は、Mac OS Xでのみ利用可能であること、現状、intel Macでのみ実行可能であるという制約があります(iJailBreak 0.5.xではPPCもサポートされました)。

また、iJailBreakが完了すると、1.1.3アップグレードユーザが本来¥2,480($20)払わなければ入手できないはずの追加アプリケーションもインストールされます。リリースノートには、合法的であるとの記述がありますが、実際のところは私にもよく分からないため、各自の判断で利用してください。ただ、実際にはオフィシャル版の手順でもファームウェアをアップグレードしただけで/Applications配下にMobileMail.appやMaps.appは存在し、SpringBoard上に表示されないだけの状況になっています。仕組みとしてはiTunesにおける1月のアップデート購入のタイミングでこれらの追加アプリケーションがダウンロードされるわけではなく、表示が有効になるということのようです(QuickTimeの有償Pro機能と同様)。従って、iJailBreakが行っている処理もSpringBoradに対して、これら追加アプリケーションの表示を有効にしているだけだろうと想像されます。

なお、残念なことに、iJailBreak後の1.1.3は、日本語のリソースバンドルがインストールされないため、表示が全て英語表記になります。もちろん、日本語キーボードは使用できますし、リソース以外の日本語の入力/表示は全く問題はありませんが、英語表記が気になる方は現状ではiJailBreakの手順はお勧めしません。以下に、iJailBreakの場合の特徴をまとめます。

利点

  • 1.1.1 jailbreak、1.1.2 jailbreakどちらからでも移行が可能
  • iTunes 7.5環境が必要ない
  • 追加アプリを購入しなくてもインストールされる

欠点

  • PPC MacおよびWindowsでは利用できない
  • 日本語リソースがインストールされない
  • 手順がやや分かりにくい
  • 追加アプリを購入しなくてもインストールされる(合法的?)

詳細手順

iJailBreak 0.4.1の詳細な手順は、iPod loveさんのページで画面のスナップショット付きで大変分かりやすく解説されています。

なお、iJailBreak完了後は、/var/root/Media/softupgrade/に300MBのインストールイメージの残骸が残っていますので、手動で削除するか、Installer.appから"1.1.3 Soft Upg. Cleaner"をインストール/アンインストールしてください(アンインストールしたタイミングで該当ディレクトリが削除されます)。

【追記 2008.2.13】

iJailBreakは、0.5.xでPowerPC Macがサポートされたようです(個人的には未確認)。

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コメント

オフィシャルな方法も全てiTunes7.6で出来ますよ。

投稿: | 2008年2月 5日 (火) 14時57分

1.1.2 jailbreakはiTunes 7.6でもできる場合があるのですか。
私の環境(leaopard+iTunes 7.6)では、fw 1.1.2アップデート後のjailbreak.jarが正しく動作しませんでした(iPod touchに接続できずに直ぐに終了してしまう)し、googleで「1.1.2 jailbreak iTunes 7.6」で検索しても失敗例しか報告されてなかったため、てっきりダメなのだと思っていました。

何か別の要因があるんでしょうかね。

投稿: javaflavor | 2008年2月 5日 (火) 22時43分

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