Inside Leopard: ついにMac OS XでA2DPが利用可能に
Mac OS XのBluetoothでは従来、ヘッドセット用のプロファイル(HSP)はありましたが、ステレオヘッドフォンのプロファイル(A2DP)には対応していませんでした。Mac OS X 10.5 Leopardでは、ついにA2DPが利用可能になっています。
私の場合は、携帯電話用に使用しているiTech Clip R35をMacBookとペアリングしてみました。
ペアリングの方法は、ヘッドセットをペアリングモードに変更し、メニューバーのBluetoothアイコンから「Bluetoothデバイスを設定...」を選んで、「Bluetooth設定アシスタント」を起動します。デバイスの種類の選択画面ではヘッドフォンの選択肢はありませんが、ヘッドセットを選択してペアリングを行って問題ありません。
設定が完了すれば、システム環境設定「サウンド」の出力先にヘッドセット以外にヘッドフォンが選択できるようになっています。
iTunesで試してみたところきちんとステレオ音声で聞くことができました。音切れもなく音質も悪くありません。また、今回のBluetoothのアップデートでは、音声/ビデオ リモート制御プロファイル(AVRCP)にも対応しているようで、iTech Clip R35のボタン操作で、再生、ポーズ、次の曲、前の曲をiTunesに対して制御できるようになっていました。
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