VMware Fusion (Beta 3)のネットワークアドレスを変更する
昨日、噂通りに新しいMacBook Proが発表になりました。やっと最大4GBのメモリを積めるようになり、MacBookとしてはひとまず完成の域に達したと言えます。Parallels DesktopやVMware Fusionを普段から酷使している方にとっては、買い替えたくなるマシンですね。
さて、今日の話題はVMware Fusionのネットワークアドレスをカスタマイズする方法についてです。
現在、VMware Fusionは1.0 beta 3という状態であり、beta 2に較べてかなり実用的に使用できるようになっています。beta 3では、仮想ネットワークデバイスも用意され、Mac OS XからゲストOSへのネットワークアクセスも問題なくできるようになっています。
残念ながら、VMwareが使用するネットワークデバイスのIPアドレスをPreferenceメニューから簡単に変更できるようなインタフェースはまだ用意されていませんが、以下の方法でIPアドレスを変更することができます。
VMware Fusionは、NAT接続用にvmnet8、ホストオンリ接続用にvmnet1が仮想デバイスとして用意されています。それぞれに割り当てられるアドレスは環境によってことなると思いますが、私のMacBookではvmnet8が192.168.132.1/24、vmnet1が192.168.243.1/24になっています。これらの設定は、ディレクトリ/Library/Application Support/VMware Fusionに保存されています。IPアドレス変更の作業を行う前に、安全のため、現状の設定ファイルをバックアップしておきます。
$ cd /Library/Application\ Support/VMware\ Fusion/
$ sudo tar zcvf config-orig.tgz config locations vmnet1/ vmnet8/
設定を変更するツールは同じディレクトリにあるvmware-config-net.plによって行われますが、その入力として、ファイルlocationsが使われているようです。ファイルlocationsには、vmnet8、vmnet1それぞれのネットワークの設定が記述されているため、適切な場所を好みの設定に書き換えます。IPアドレスを変更する場合、複数の行に変更箇所があるので注意してください。修正が完了したら、vmware-config-net.plをrootで実行します。
$ sudo ./vmware-config-net.pl
これによって、以下の設定ファイルが更新されます。それぞれのファイルの内容を確認してください。
.
|-- config
|-- vmnet1/
| `-- dhcpd.conf
`-- vmnet8/
|-- dhcpd.conf
|-- nat.conf
`-- nat.mac
内容に間違いがなければ、boot.shを使用して、VMwareのネットワークデーモンを再起動します。
$ sudo ./boot.sh --restart
正常に実行されたら、ifconfigコマンドなどを用いてvmnet8やvmnet1の変更が反映されていることを確認します。
注意:この方法は正式にドキュメント化された手順ではないため、この手順を試される方はat your own riskでお願いします。また、VMware Fusionの正式版では仕様変更される可能性があることにご注意ください。
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