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Switch from Fink to DarwinPorts

MacBookが来るちょっと前(まだ、PB '15 Aluminiumがメインマシンだった頃)、パッケージシステムのFinkをやめて、DarwinPortsに完全に移行しました。 Switchするきっかけになったのは、プライベートのメールサーバを数年前にコンパイルしてそのまま使っていたUW-IMAPから、流行りのCourier-IMAPに移行しようと思ったことが始まりでした。目的のCourier-IMAPがFinkにはなくてDarwinPortsにはパッケージがあることが分かったのです。そもそも、Finkに較べてDarwinPortsにはサーバ系のパッケージが豊富にあるように感じました。例えば、FinkにはIMAPサーバが1つもないのに、DarwinPortsには、Courier-IMAPに加え、Cyrus IMAPとUW-IMAPの3種類が用意されています。

最初は、Finkと平行運用かなと思っていたのですが、X11ユーザには欠かせないkinput2.macimや(たちゃなさん、ありがとう!)、バックアップ/リストアには欠かせないHFS+対応rsync (hfsrsync)を初め、私が必要と思われるパッケージのほとんどはDarwinPortsでまかなえることが分かりました。もちろん、従来Finkで使っていたもので、DarwinPortsにないパッケージも2つありました。

一つはkterm。javaのコンソール出力は、未だにロケールに対応しておらず、必ずSJISで出力してくれます。そのため、SJISの出力が可能なターミナルが必要なのです。今まではこの目的のためにktermを使用してきましたが、DarwinPortsに移行するにあたって、ktermの代役としてrxvtを選択しました。rxvtはとても軽くてSJIS出力ができ、kinput2.macim経由での日本語入力も可能です。 もう一つは、Xemacsのためだけに使っていたFreeWnn。これも、ちょっと気持ち悪さはあるものの、egg-wnnを諦めてXIM経由にすればよいので、FreeWnnをあっさりと捨てました。これらが全てうまく行くのを確認した後、rm -rf /swさせて頂きました。

また、以前からFinkには少々うんざりしていたこともSwitchの要因の1つです。Finkを使っていると、いつの間にか自分が入れたかどうか記憶のないパッケージが大量にインストールされていることにうんざりさせられることがあります。あまりに多すぎて、アップデートを躊躇するぐらいです。さらにFinkはstable/unstableという2つツリーがあり、パッケージ間の依存関係をさらに複雑にしてくれているため、お付き合いするのが大変です。

DarwinPortsでは、variantsというすばらしいアイデアのお陰で、インストールしたパッケージは自分で十分把握できる程度の数のインストール済みリストを私に見せてくれます。パッケージ管理用コマンドportも使いやすく、直ぐに慣れることができました。 DarwinPortsの素晴らしさは、「MacWiki - DawinPorts」に非常に分かりやすく、簡潔に説明されていますので、これ以上の説明は必要ないでしょう。

また、kinput2.macimをDarwinPortsにコントリビュートしてくださった、たちゃなさんのページ「Beginning OSX」には、Mac OS Xを使う上で非常に有用な情報がたくさんあります。Mac OS XをUNIXとして使おうと思っている方は必見です(同時に、巫女さんの勉強もさせもらえます:-))。

また、ネットを見ていると、Switch to DarwinPortsな方は結構いらっしゃるようです。例えば、Googleで「Fink DarwinPorts 移行」で検索すると、私と同じようにSwitchした方がたくさん見つかります。

皆さんも、DarwinPortsを試してみませんか。

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コメント

> 皆さんも、DarwinPortsを試してみませんか。

新しく MacBook を購入したので開発環境をセットアップしているのですが、そんなさなか「DarwinPorts活動停止」のニュース...

事前調査をいろいろしていたところ、こちらのエントリーにたどり着きまして、「そうだよな、FinkよりDarwinPortsだよなぁ」と感じていたところなので、とても残念です。

Fink/DarwinPorts が一般的なパッケージ管理ツールなんですかね?

投稿: やまざき | 2006年7月28日 (金) 07時46分

立て続けの投稿で失礼します。

ちょこちょこ調べていたら、OpenDarwin から DarwinPorts は独立しているんですかね?

http://darwinports.org/ の News などを見ると独自ドメインをとって...というようなことが書かれているので OpenDarwin とともに DarwinPorts も停止してしまうということでもないのかなぁ...

投稿: やまざき | 2006年7月28日 (金) 08時03分

やまざきさん、こんにちは。

田中俊光さんのブログの昨日のエントリを見ると、DarwinPortsは継続されるようです。

・田中俊光のblog「OpenDarwinの活動停止
DarwinPorts is Alive. OpenDarwin is shutting down.

ただ、ホスティングはOpenDarwinだったので、別のホスティング・サービスを探さないといけないようです。
DarwinPortsはOpenDarwinとは別ドメインだったので、エンドユーザには大きな影響はないでしょう。

投稿: javaflavor | 2006年7月28日 (金) 08時40分

なるほどぉ。メーリングリストはチェックしていませんでした。

安心しました。

投稿: やまざき | 2006年7月28日 (金) 13時28分

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