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Parallels Desktop for Macベンチマーク

MacBook 2.0GHzにParallels Desktop for MacにWindows 2000をインストールしたので、ベンチマークをとってみました。ベンチマークソフトにはWindowsでは定番のHDBENCH 3.30を使用しています。

Hdbenchmacbook20ghz_1

上記のように、VMとしてはなかなか優秀な成績を示してくれています。ただし、ディスクの結果が、read 123MB/s、write 7.6MB/sというのはあまりにアンバランスで、眉唾な数値です。

試しに、Mac側のフォルダをWindows側の仮想ボリュームに見せるShared Folderを設定してみて、その性能をHDBENCHで調べてみました。以下がその結果です。

Hdbenchmacbook20ghzshared

仮想ボリュームに較べて、共有フォルダの方が書き込み性能が極端によくなっていますが、本当でしょうか。この辺りの実際のところを調べてみるため、9,000ファイル、全体サイズ約145MBのディレクトリのコピーを計測してみました。参考までに、Finder上でのコピーの結果も載せています。

タイプ 時間
Finder (Mac OS X) 0'29"
仮想ディスク(Parallels) 1'50"
共有フォルダ(Parallels) 1'51"

このように実際のファイルコピーを行ってみると、仮想ディスクも共有フォルダもほとんど違いがないという結果になりました。また、別のベンチマークとして、Apache Tomcat 5.5.17をソースからビルドしたときにかかった時間を比較してみました。単純なファイルコピーではCPUはあまり使用しませんが、ビルド処理ではCPUに負荷をかけながらディスクの読み書きを行うため、より現実的なベンチマークとなると思います。

タイプ 時間
Finder (Mac OS X) 0'56"
仮想ディスク(Parallels) 0'59"
共有フォルダ(Parallels) 5'37"

この比較では、共有フォルダをソースの作業ディレクトリにした場合、なぜか極端に遅くなっていることが分かります。上記の単純なファイルコピーでは大きな差が見られなかったのに、AntスクリプトによるJavaのコンパイル作業ではこれだけ大きな差が出る原因については、また時間があるときに調査してみたいと思います。

それよりも、驚くべきは、仮想ディスクを使用した場合、Mac OS X上のJavaとParallels上のWindows用Javaでビルド時間にほとんど違いがないことは驚きです。CPUエミュレーションがないとはいえ、VM上でさらにVMを実行しているわけですから。

Parallelsの共有フォルダは、Mac側と同じファイルを共有できる便利な機能ですが、ファイルシステムのオーバヘッドが気になるような状況では、共有フォルダの使用には注意が必要です。

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